「多年草の花壇を選ぶ理由」って、聞かれたら、あなたは何と答える?私だったら、「一度植えれば、毎年花を楽しめるから」って即答するね。そう、その通り。多年草の最大の魅力は、手間をかけずに長く楽しめること。でも、いざ選ぼうとすると、種類が多すぎて迷っちゃうよね。私も最初は「どれが育てやすいんだろう?」って、園芸店で何度も悩んだ経験がある。今回、実際に私が育ててみて特に育てやすくて美しいと感じた12種類の多年草を厳選したよ。これらは、あなたの庭に合った品種を選ぶための参考になるはず。私の失敗談や成功のコツも交えながら、リアルな経験をシェアするね。さあ、一緒に理想の花壇を作り上げていこう!
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- 1、1. ダイアンサス(ナデシコ)
- 2、2. カンパニュラ(ホタルブクロ/ベルフラワー)
- 3、3. シャクヤク(牡丹/芍薬)
- 4、4. アスチルベ(ショウマ)
- 5、5. アスター(シオン)
- 6、6. ダリア
- 7、7. エキナセア(ムラサキバレンギク)
- 8、8. フロックス
- 9、9. セダム(マンネングサ)
- 10、10. ノコギリソウ(ヤロー)
- 11、11. リアトリス(ユウガギク/ブラジングスター)
- 12、12. ルドベキア(オオハンゴンソウ/コーンフラワー)
- 13、あなたの庭にぴったりの多年草を選ぶために
- 14、多年草を植えた後のメンテナンス、実はこれが一番大事
- 15、実践で気をつけたい!よくあるトラブルと対策
- 16、多年草の庭に、もう一歩踏み込むためのヒント
- 17、FAQs
1. ダイアンサス(ナデシコ)
小さな花が咲き乱れる、頼れる多年草
「ダイアンサス」って名前、ちょっと難しそうに聞こえるかもしれないけれど、実は私たちがよく知っているカーネーションやナデシコの仲間なんだ。特に小さな花が株いっぱいに咲く様子は、見ているだけで心が癒される。夏の間じゅう、次々と花が咲き続けるから、庭が一気に華やぐんだよ。
私が初めてダイアンサスを育てたのは、もう5年くらい前になるかな。花壇の縁取りに何かいい植物がないかと探していた時、園芸店で「ピンク・キッス」という品種に出会ったんだ。この品種は本当に丈夫で、ほとんど手をかけなくても毎年きれいな花を咲かせてくれる。特に感動したのは、真夏の暑い時期でも休まずに花を咲かせ続けること。一般的にはUSDAゾーン4~8で育つと言われているけれど、日本の気候にも十分適応できるよ。ただ、一つ注意してほしいのは、水はけの悪い場所だと根腐れを起こしやすいこと。私は最初、粘土質の土にそのまま植えてしまって、失敗した経験がある。植える前に必ず腐葉土を混ぜ込んで、水はけを良くしておくのがポイントだね。コンテナでもよく育つから、ベランダガーデニングを楽しむ人にもおすすめしたい。
知っておきたい!ダイアンサスの品種選び
品種によって花の大きさや色が全然違うから、選ぶのが楽しいんだよね。あなたはどんな色が好き?私は特に、花びらの縁がフリルになった八重咲きの品種が大好きだ。
園芸店に行くと、本当にたくさんの品種があって迷ってしまうかもしれない。でも、焦って買う必要はないよ。最初に育てるなら、‘バーバラス・スイート’や‘デルタイデス’のような初心者向けの品種から始めるのが安心だ。これらの品種は病害虫に強く、日本の夏の暑さにも比較的耐えてくれる。実際に私が育ててみた感覚では、日当たりの良い場所で育てると花つきが格段に良くなる。ただし、真夏の直射日光が強すぎると葉焼けを起こすこともあるから、午後だけ日陰になるような場所が理想的。また、花がらをこまめに摘んであげると、秋までずっと咲き続けてくれるよ。これは本当に効果的なので、ぜひ試してみてほしい。
2. カンパニュラ(ホタルブクロ/ベルフラワー)
Photos provided by pixabay
涼しげなベル型の花が魅力的
カンパニュラは、その名の通り鐘の形をした花が特徴的な多年草だ。初夏に咲くラベンダーブルーの花は、まるで涼しげな風鈴のように揺れて、見ているだけで心が落ち着く。コテージガーデンには欠かせない存在で、私も自分の庭に何種類か植えているよ。
あなたはカンパニュラと聞いて、どんなイメージを持つだろうか?多くの人が思い浮かべるのは、花壇の後ろで背高く伸びる姿かもしれない。でも実は、這うように広がるタイプや、コンパクトにまとまるタイプなど、本当に種類が豊富なんだ。私のおすすめは、カンパニュラ・ポルテンシュラギアナ。この品種はロックガーデンや石垣の隙間など、ちょっとしたスペースでも元気に育ってくれる。USDAゾーン3~8で育てられるから、日本のほとんどの地域で大丈夫。ただし、夏の高温多湿には少し弱い面がある。私の経験では、風通しの良い場所に植えて、鉢植えの場合は梅雨の時期に軒下に移動させると、長く楽しめる。また、花が終わったら茎を根本から切ってしまうと、秋にもう一度花を咲かせてくれることがあるよ。この「返り咲き」を狙うなら、花後すぐに剪定するのがコツだ。
種類によって違う!カンパニュラの育て方のポイント
よくある誤解として、「カンパニュラはみんな同じ育て方でいい」と思っている人がいるけど、実はそうじゃないんだ。背の高いタイプと低いタイプでは、剪定の時期や方法が全然違う。
例えば、私が最初に育てたカンパニュラ・グラメリタは、花穂がまとまって咲くタイプ。これは開花後に花穂ごと切り戻すと、脇芽が伸びてきて再び花を楽しめる。一方、カンパニュラ・ラクティフロラのように背が高くなるタイプは、支柱を立てて支えてあげないと、雨や風で倒れてしまうことがある。品種ごとの特徴を事前に調べておくことが、失敗しないコツだ。もう一つ重要なのは、冬の管理。カンパニュラは寒さには強いけれど、湿った状態で凍らせると根を傷める。鉢植えの場合は、冬の間は雨のかからない場所に置いて、土を乾かし気味に保つといい。地植えの場合は、株元に腐葉土やワラを敷いてマルチングすると、冬越しがスムーズにいくよ。私の庭では、毎年12月にマルチングをするのが習慣になっている。
3. シャクヤク(牡丹/芍薬)
一度植えたら何十年も楽しめる、庭の宝石
シャクヤクは、まさに多年草の王様と言っても過言ではない。一度植えれば、適切な管理を続けることで何十年も花を楽しめるから、投資する価値は本当に大きい。私の祖母の家には、50年以上も咲き続けているシャクヤクがあるんだ。その姿を見るたびに、植物の生命力の強さを感じるよ。
シャクヤクを育てる上で最も重要なのは、植え付け場所の選び方だ。あなたは「日当たりの良い場所」と聞いて、どんな場所をイメージするだろうか?実はシャクヤクは、午前中に日が当たり、午後は少し日陰になるような場所が最も好きなんだ。特に、強い西日が当たる場所は避けたほうがいい。理由は簡単で、真夏の強い日差しが花や葉を傷めてしまうから。私も最初は「日当たりが良ければどこでもいい」と思って、西向きの壁際に植えてしまった。結果、花は毎年咲くけれど、葉が焼けてしまって見た目が悪くなってしまった。それ以来、東向きか南東向きの場所に植えるようにしている。USDAゾーン3~8で育てられるから、日本のほとんどの地域で大丈夫。ただし、鉢植えの場合は冬に根が凍らないように注意が必要。特に寒冷地では、鉢を地面に埋めるか、不織布で包んで保護してあげよう。シャクヤクの花を切花として楽しみたいなら、つぼみが膨らんで色づき始めた頃に収穫するのがベスト。そうすると、室内でゆっくりと開花を楽しめるよ。
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涼しげなベル型の花が魅力的
「シャクヤクと牡丹の違いがよくわからない」という声をよく聞く。確かに花の形は似ているけれど、見分け方にはコツがあるんだ。最も簡単なのは、葉っぱを見ることだよ。
| 特徴 | シャクヤク(芍薬) | 牡丹(ボタン) |
|---|---|---|
| 植物のタイプ | 草本(冬に地上部が枯れる) | 落葉低木(茎が木質化する) |
| 葉の形 | 光沢があり、深く切れ込む | やや鈍く、切れ込みが浅い |
| 開花期 | 5月~6月(牡丹より遅い) | 4月~5月(やや早い) |
| 花の咲き方 | 枝先に一つずつ咲く | 枝の先端に大きな花をつける |
| 耐寒性 | USDAゾーン3~8 | USDAゾーン4~8 |
この表を見れば一目瞭然だね。私の経験では、シャクヤクの方が牡丹よりも栽培がやや簡単で、初心者にもおすすめしやすい。なぜなら、牡丹は剪定のタイミングを間違えると、翌年の花芽を切ってしまうリスクがあるから。シャクヤクの場合は、秋に地上部が枯れたら地際で切るだけでOK。これだけで毎年しっかり花を咲かせてくれるんだ。もう一つ覚えておいてほしいのは、シャクヤクは植え付けから2年目までは花を咲かせないこともあるということ。私は植えてから最初の年は葉だけだったけれど、3年目から見事な花を咲かせてくれた。気長に待つことが、美しい花を手に入れる秘訣だよ。
4. アスチルベ(ショウマ)
日陰でも映える、羽毛のような花穂
アスチルベは、日陰の庭に彩りを添えてくれる貴重な多年草だ。春から夏にかけて立ち上がる羽毛のような花穂は、まるで庭の中に煙が立ち上っているかのような幻想的な雰囲気を作り出す。私は日当たりの悪い北側の花壇をどうにかしたくて、アスチルベを植えてみたんだけど、これが大正解だった。
アスチルベの最大の魅力は、半日陰から日陰の環境でも元気に育ってくれること。「日陰だからきれいな花は無理」と諦めている人にこそ、ぜひ試してほしい植物だ。私の庭では、大きな木の下のやや湿った場所に植えている。USDAゾーン4~9で育てられるから、日本のほとんどの地域で問題なく育つよ。ただし、一つ注意したいのは、乾燥に弱いということ。夏場に水やりを忘れてしまうと、葉っぱがすぐにしおれてしまう。私は夏の間は朝夕の2回、たっぷりと水をあげている。特に、鉢植えの場合は乾きやすいから要注意だ。また、花が終わったら花穂を切り取っておくと、株が疲れずに翌年もたくさんの花を咲かせてくれる。品種によって花色も豊富で、私のおすすめは「ブライダルベール」という白花の品種。夕方の薄暗い時間帯に、この白い花がふわっと浮かび上がるように見える様子は、本当に幻想的なんだ。
新しい品種を試してみよう
最近のアスチルベの品種改良はすごく進んでいて、昔とは比べものにならないほど花色や花の形が豊富になっている。あなたはどんな色のアスチルベを想像するだろうか?
伝統的なアスチルベはピンクや白が多かったけれど、最近では「チョコレート・ショーグン」のように、銅色の葉っぱと濃いピンクの花のコントラストが美しい品種や、「マイティ・ピップ」のようにコンパクトで花つきの良い品種が登場している。特に「チョコレート・ショーグン」は、葉っぱがチョコレート色で、花が咲いていない時期でも十分に鑑賞価値がある。私はこの品種を3年前に植えて、毎年その美しさに感動している。もう一つ知っておいてほしいのは、アスチルベは湿り気のある土壌を好むということ。だから、水はけを良くしすぎないことが大切。私は庭に植える時、ピートモスや腐葉土を多めに混ぜ込んで、保水性を高めている。ただし、水をやりすぎて根腐れを起こさないように注意も必要。土の表面が乾いたらたっぷり水をやる、という基本的なリズムを守れば大丈夫だよ。アスチルベは株分けで増やすこともできるから、気に入った品種があれば友達に分けてあげることもできる。私も毎年秋に株分けをして、庭のあちこちに植えているんだ。
5. アスター(シオン)
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涼しげなベル型の花が魅力的
アスターは、秋遅くまで花を咲かせてくれる貴重な多年草だ。多くの花が終わりを迎える季節に、アスターは鮮やかな花色で庭を明るく照らしてくれる。特に、ミツバチや蝶々にとっては最後の蜜源となる大切な存在なんだ。私の庭でも、アスターが咲き始めると、毎日のように虫たちが訪れるようになる。
アスターを育てる上で最も大切なのは、日当たりの良い場所を選ぶこと。「日陰でも育つ」と書いてある情報もあるけれど、実際には日当たりが悪いと花つきが極端に悪くなる。私の経験では、一日最低6時間は直射日光が当たる場所が理想的だ。USDAゾーン3~8で育てられるから、日本のほとんどの地域で大丈夫。もう一つ、アスターには土壌を選ばないという利点がある。粘土質の土でも、やせた土でも、とにかく日当たりさえ良ければしっかり育ってくれる。私は最初、庭の一番日当たりの悪い場所に植えてしまって、ほとんど花が咲かなかった苦い経験がある。翌年、日当たりの良い場所に移植したら、見違えるほどたくさんの花を咲かせてくれたんだ。だから、あなたも植える場所は慎重に選んでほしい。また、アスターは花がらを摘まなくても次々と花を咲かせるから、手間いらず。秋の花壇の主役として、ぜひ取り入れてみてほしい。特に「パープル・ウッズ」という品種は、濃い紫色の花がとても上品で、私は毎年楽しみにしているよ。
うどんこ病に要注意!予防策を伝授
アスターの育て方で、一つだけ気をつけたいことがある。それはうどんこ病だ。特に秋になって朝夕の気温差が大きくなると、発生しやすくなるんだ。あなたは「うどんこ病ってどうやって防ぐの?」と疑問に思うかもしれない。
うどんこ病の予防で最も効果的なのは、風通しを良くすること。株が密集しすぎないように、適度に間引いてあげよう。私は毎年春に、株の中心部の古い茎や弱そうな茎を切り取るようにしている。また、水やりは株元にたっぷりと与えて、葉っぱに水がかからないように注意するといい。もしうどんこ病が発生してしまったら、重曹スプレーが効果的だ。重曹を水で薄めて(水1リットルに対して小さじ1杯程度)、週に1回程度葉っぱにスプレーする。私もこの方法で何度も助けられた。さらに、秋に花が終わったら、地上部を全部切り取って処分することも大切。病原菌が越冬するのを防げるから、翌年の発生リスクがぐっと減るよ。アスターは基本的に丈夫な植物だから、このポイントさえ押さえておけば、毎年美しい花を楽しめるはずだ。
6. ダリア
圧倒的な華やかさ!花色と形のバリエーション
ダリアは、多年草の中でも最も華やかで、バラエティ豊かな花を咲かせる植物の一つだ。花の大きさは10センチにも満たない小輪種から、直径30センチを超える大輪種まで。色も形も本当に多種多様で、どれを選ぶか迷ってしまうほどだ。私は毎年春になると、新しい品種のダリアを何種類か追加するのが楽しみになっている。
ダリアの栽培で一つ知っておいてほしいのは、USDAゾーン8~11でしか耐寒性がないということ。つまり、日本のほとんどの地域では冬越しの対策が必要になるんだ。でも、決して難しいことではない。私は毎年秋に、ダリアの球根(正しくは塊根)を掘り上げて、冬の間は室内で保管している。この「掘り上げ・保管」という作業さえ覚えれば、日本のどこでもダリアを楽しめるよ。具体的な手順はこうだ。まず、霜が降りる前に茎を10センチくらい残して切る。その後、球根を傷つけないように丁寧に掘り起こす。土を軽く落として、日陰で2~3日乾燥させる。最後に、新聞紙に包んで冷暗所で保管する。私は発泡スチロールの箱にバーミキュライトを入れて、その中に球根を埋めて保管している。この方法なら、ほとんど腐らせずに春まで保管できる。春になったら、再び庭に植え付ければOK。この一手間をかける価値は、十分にあると思うよ。
ダリアを一年草として楽しむ方法
「球根の管理が面倒」という人には、ダリアを一年草として楽しむ方法もある。最近ではホームセンターや園芸店で、春にダリアの苗が手軽に手に入るようになったんだ。
苗から育てる場合のメリットは、球根の保管の手間がいらないこと。春に買ってきて、霜の心配がなくなったら庭に植える。夏から秋までたっぷりと花を楽しんで、冬が来たらそのまま処分する。これなら初心者でも気軽にダリアの美しさを体験できる。私は友人にダリアを勧める時、最初は苗から育てることをおすすめしている。苗を買う時のポイントは、節間が詰まっていて、葉っぱの色が濃いものを選ぶこと。徒長している苗は、その後も弱々しく育ってしまうことが多い。また、ダリアは日当たりと水はけの良い場所を好む。鉢植えの場合は、市販の培養土に軽石を2割ほど混ぜ込むと、水はけが良くなって根腐れを防げる。肥料は、植え付け時に元肥を入れて、その後は月に1回程度、液体肥料を与えるといい。花が咲き始めたら、花がらをこまめに摘んでいくと、秋まで長く楽しめるよ。
7. エキナセア(ムラサキバレンギク)
暑さにも乾燥にも負けない、たくましい花
エキナセアは、その名の通り、夏の暑さや乾燥に非常に強い多年草だ。ハーブガーデンやポリネーターベッドには欠かせない存在で、私の庭でも中心的な役割を果たしている。特に、コンクリートの照り返しが強い都市部の庭でも、元気に育ってくれるのがありがたい。
エキナセアを育てるなら、日当たりの良い場所を選んでほしい。一日中日が当たる場所が理想的で、最低でも6時間は直射日光が必要だ。日陰に植えると、間延びして花つきが悪くなるから注意しよう。私が初めてエキナセアを育てた時は、まだ知識が不足していた。半日陰の場所に植えてしまったら、茎がひょろひょろに伸びて、花は小さくて数も少なかった。翌年、日当たりの良い場所に移植したら、見事な花を咲かせてくれたんだ。USDAゾーン3~9で育てられるから、日本のほとんどの地域で大丈夫。土壌も選ばないけれど、水はけが悪いと根腐れを起こすことがある。粘土質の土の場合は、植え付け前に腐葉土やパーライトを混ぜ込んで、水はけを改善しておこう。また、エキナセアは一度根付くと、ほとんど水やりをしなくても大丈夫。特に乾燥に強い「グリーン・ツイスター」や「パウワウ・ワイルドベリー」といった品種は、雨が少ない夏でも元気に花を咲かせてくれる。私は夏の間、週に1回程度しか水やりをしていないけど、それでも十分に育っているよ。
エキナセアの種まきに挑戦!
エキナセアは苗から買うこともできるけれど、種から育てるのも楽しい。あなたは「種まきは難しそう」と思っているかもしれない。でも、エキナセアの種まきは思っているよりずっと簡単なんだ。
エキナセアの種をまくなら、春か秋が適期だ。私の場合は、毎年3月にポットに種をまいている。種まきのコツは、土をかぶせすぎないこと。エキナセアの種は光を好む性質があるから、種をまいたら軽く土を押さえる程度でOK。発芽までは2~3週間かかるから、焦らずに待ってほしい。発芽後は、本葉が2~3枚になったら一回り大きなポットに移植する。そして、霜の心配がなくなった5月頃に、庭に植え付ける。種から育てたエキナセアは、苗で買ったものよりも根がしっかり張るから、その後の生育がとても良いんだ。ただ、一つ注意点がある。種から育てた場合、花が咲くのは翌年になることが多いということ。でも、その分、開花した時の喜びはひとしおだ。私は今年、種から育てたエキナセアが初めて花を咲かせたんだけど、その美しさに感動してしまった。時間はかかるけれど、種から育てる醍醐味をぜひ味わってみてほしい。
8. フロックス
香りも楽しめる、二つのタイプのフロックス
フロックスは、その豊かな香りと鮮やかな花色で、多くの園芸愛好家を魅了してきた多年草だ。特に、夏の夕方に漂うフロックスの香りは、庭仕事をする私たちにとって最高のご褒美になる。フロックスには大きく分けて二つのタイプがあるんだ。一つは、背が高くて花壇の後方で映える「パニキュラータ(キクバクサフジ)」。もう一つは、地面を這うように広がる「スブラータ(シバザクラ)」だ。
私は庭に両方のタイプを取り入れている。パニキュラータは花壇の後方に、スブラータは花壇の縁や石垣の上に植えている。これで、春から秋まで長くフロックスの花と香りを楽しめるんだ。パニキュラータは夏の間中、次々と花を咲かせる。特に「デイビッド」という白花の品種は、花つきが良くて香りも強いから、私の一番のお気に入りだ。一方、スブラータは春に一面に花を咲かせて、まるでピンクや白のカーペットを敷いたような景色を作り出す。USDAゾーン4~8で育てられるから、日本のほとんどの地域で大丈夫。フロックスを育てる時のポイントは、風通しの良い場所を選ぶこと。特にパニキュラータは、うどんこ病になりやすいから注意が必要だ。私は毎年春に、株の内側の茎を間引いて、風通しを良くするようにしている。また、水やりは株元に与えて、葉っぱを濡らさないように注意しよう。これらの対策をすれば、うどんこ病のリスクはぐっと減らせるよ。
フロックスの増やし方:株分けと挿し木
フロックスは株分けや挿し木で簡単に増やすことができる。あなたも「気に入った品種を増やしたい」と思ったことがあるかもしれない。私もそうで、毎年いくつかの株を増やして、庭のあちこちに植えている。
株分けの適期は、春か秋だ。私は春、新芽が出始めた頃に株分けをする。手順はとても簡単。株を掘り上げて、根を傷つけないように手で優しく分ける。大きな株なら、3~4つに分けることができる。分けた株は、すぐに別の場所に植え付ける。植え付けたらたっぷりと水をあげよう。一方、挿し木の適期は初夏。今年伸びた新しい茎を、先端から10センチくらいの長さに切って、下の方の葉っぱを取り除く。その後、挿し木用の土に挿して、日陰で管理する。2~3週間もすれば根が出てくるから、鉢に移植して育てる。挿し木で増やした株は、翌年には花を咲かせてくれるよ。株分けも挿し木も、どちらも成功率が高いから、初心者でも安心して挑戦してほしい。私はよく、増やしたフロックスを近所の人にプレゼントしている。自分の庭で増えた花を誰かに喜んでもらえるのは、本当に嬉しいものだ。
9. セダム(マンネングサ)
乾燥に強い!ロックガーデンの主役
セダムは、多肉植物の仲間で、乾燥に非常に強い多年草だ。ロックガーデンやゼリスケープ(乾燥に強い植物を使った造園)には欠かせない存在で、私も庭の日当たりの良い場所に何種類か植えている。特に、夏の暑さで他の植物がぐったりしている時でも、セダムはピンと元気な姿を見せてくれるんだ。
セダムの魅力は、その育てやすさにある。水やりの頻度は、他の植物の半分以下で十分。私の庭では、夏場でも週に1回程度しか水をあげていない。それでも、しっかりと育ってくれる。USDAゾーン3~11という広い範囲で育てられるから、日本のどこでも安心して栽培できる。セダムには、背の高いタイプと地面を這うタイプがある。背の高いタイプは、花壇のアクセントとして使うと効果的。一方、這うタイプはグランドカバーとして最適だ。私は「レモン・ボール」という這うタイプのセダムを、花壇の縁取りに使っている。黄色い葉っぱが一年中美しく、花がなくても楽しめるんだ。また、「ゴールデン・ストーンクロップ」は、秋に黄色い花をたくさん咲かせてくれる。セダムを育てる時の唯一の注意点は、水のやりすぎ。多肉植物だから、過湿にすると簡単に根腐れを起こしてしまう。土の表面が完全に乾いてから水をやる、というルールを守れば、失敗しないはずだ。
セダムで作る、手軽な多肉植物アレンジ
セダムは、寄せ植えや多肉植物アレンジにもぴったりだ。あなたは「多肉植物のアレンジは難しそう」と思っているかもしれない。でも、セダムを使えばとても簡単に、おしゃれなアレンジが作れるんだ。
セダムの寄せ植えを作るなら、浅めの鉢やトレイを用意しよう。底に鉢底石を敷いて、多肉植物用の土を入れる。そして、セダムの苗を間隔を開けて植えていく。植え付けたら、表面に化粧砂を敷くと、さらに見栄えが良くなる。私はよく、100円ショップで買ったガラスの器を使って、テラリウム風のアレンジを作っている。透明な器に、セダムと小さな石を組み合わせると、とてもおしゃれなインテリアになるんだ。もう一つの楽しみ方は、壁面緑化に使うこと。フェルトのポケットが付いた壁掛けプランターにセダムを植えると、まるでリビングウォールのような雰囲気を楽しめる。私はベランダの壁にこれを設置しているんだけど、通りがかりの人によく「素敵ですね」と声をかけられる。セダムは増やすのも簡単だから、少しずつアレンジを大きくしていくのも楽しい。春に茎を数センチ切って土に挿しておけば、すぐに根付いて増えていくんだ。手軽に始められるから、ぜひ挑戦してみてほしい。
10. ノコギリソウ(ヤロー)
コンパニオンプランツとしての実力
ノコギリソウは、その美しい花だけでなく、コンパニオンプランツとしての実力でも知られる多年草だ。古くから、他の植物のそばに植えることで、害虫を寄せ付けず、有益な昆虫を呼び寄せる効果があると信じられてきた。私も実際に、野菜畑の周りにノコギリソウを植えてみたんだけど、その効果を実感している。
ノコギリソウの花は、パステルカラーからベリー色まで、とても豊富なバリエーションがある。特に「ミレフォリウム」という品種は、花つきが良くて育てやすいから、初心者にもおすすめだ。USDAゾーン3~9で育てられるから、日本のほとんどの地域で大丈夫。私の庭では、日当たりの良い場所に植えているんだけど、一度根付いてしまえばほとんど手がかからない。水やりも、雨が少ない時期にたまにあげる程度で十分。ノコギリソウのもう一つの魅力は、切花としても長持ちすること。花がらを摘んで花瓶に活けておくと、2週間以上も楽しめる。また、ドライフラワーにもできるから、花が終わった後も長く楽しめるんだ。育てる時の注意点としては、広がりすぎないように、定期的に株分けをすること。ノコギリソウは地下茎でどんどん広がっていくから、放置すると他の植物のエリアを侵食してしまうことがある。私は3年に1回程度、株を掘り上げて、適度な大きさに分けて植え直している。
ノコギリソウの活用法:ハーブティーにも
ノコギリソウは、実はハーブとしても利用できることを知っているだろうか?「え、庭の花を食べられるの?」と驚くかもしれない。でも、ノコギリソウは古くから薬草として使われてきた歴史があるんだ。
ノコギリソウの葉っぱを乾燥させて、ハーブティーとして楽しむことができる。風味は少し苦味があるけれど、すっきりとした後味で、リラックス効果があると言われている。私は夏の間にノコギリソウの葉っぱを収穫して、日陰で乾燥させている。乾燥した葉っぱをティースプーン1杯程度、カップに入れて熱湯を注げば、出来上がり。ただし、妊娠中の人や特定の薬を服用している人は、ハーブティーを飲む前に医師に相談してほしい。もう一つの活用法は、切り花として楽しむこと。ノコギリソウの花は、茎がしっかりしているから、アレンジメントに使いやすい。私はよく、ノコギリソウとエキナセアを組み合わせて、夏のブーケを作っている。異なる質感の花を組み合わせると、より深みのあるアレンジになるんだ。また、ノコギリソウの花を乾燥させて、スワッグやリースに使うのもおすすめ。秋に収穫して乾燥させておけば、冬の間もその美しさを楽しめるよ。
11. リアトリス(ユウガギク/ブラジングスター)
花穂が空に向かって伸びる、ユニークな姿
リアトリスは、そのユニークな花の形が特徴的な多年草だ。まるで花火が打ち上がるような花穂が、夏の庭でひときわ目を引く。私は初めてリアトリスを見た時、その形に驚いて、すぐに苗を買い求めた記憶がある。花の色はラベンダーブルーから紫色まで、とても落ち着いた美しい色合いだ。
リアトリスの最大の魅力は、ミツバチやハチドリを引き寄せること。私の庭では、リアトリスが咲き始めると、毎日のようにミツバチが訪れるようになる。彼らが花の間を飛び回る姿は、見ていて本当に飽きない。USDAゾーン3~9で育てられるから、日本のほとんどの地域で大丈夫。リアトリスは、日当たりの良い場所と水はけの良い土壌を好む。私は庭の一番日当たりの良い場所に植えているんだけど、一度根付いてしまえば、ほとんど手がかからない。水やりも、雨が少ない時期に時々あげる程度で十分。もう一つの魅力は、球根が自然に増えていくこと。条件が合えば、数年後には株が倍以上に増えていることもある。ただし、増えすぎて困るということはあまりなく、他の植物を押しのけて広がるような侵略性はないから安心してほしい。私の庭でも、リアトリスは穏やかに増えていって、自然な雰囲気の花壇を作り出してくれている。
リアトリスの切り花としての魅力
リアトリスは、切り花としても非常に優秀な植物だ。あなたは「切り花にするなら、どんな花がいいの?」と迷っているかもしれない。リアトリスは、その長い花穂と鮮やかな花色で、どんなアレンジメントにも映えるんだ。
リアトリスを切り花にするなら、花穂の下の方の花が咲き始めた頃が収穫のタイミング。朝早くか夕方に、茎を斜めに切って収穫する。切り口から出る乳液が手についてかぶれることがあるから、手袋をして作業しよう。収穫したリアトリスは、すぐに水に挿す。水揚げは良い方で、花瓶で1週間以上楽しめる。私はよく、リアトリスをメインにして、白いカスミソウや黄色いルドベキアを合わせたブーケを作っている。異なる形と色の花を組み合わせると、立体感のある素敵なアレンジになるんだ。また、リアトリスはドライフラワーにもできる。花が満開になったら収穫して、逆さまに吊るして乾燥させる。乾燥しても色があまり褪せないから、冬の間もその美しさを楽しめる。私はリビングルームに、リアトリスのドライフラワーを飾っているんだけど、来客に「素敵ですね」と褒められることが多いよ。
12. ルドベキア(オオハンゴンソウ/コーンフラワー)
夏から秋まで咲き続ける、元気な黄色い花
ルドベキアは、夏の終わりから秋にかけて、鮮やかな黄色い花を咲かせてくれる多年草だ。デイジーに似た花は、見ているだけで元気が湧いてくるような明るさがある。私の庭でも、ルドベキアは秋の主役として、毎年たくさんの花を咲かせてくれる。
ルドベキアの育て方は本当に簡単だ。日当たりの良い場所に植えて、水を切らさなければ、ほとんど手がかからない。USDAゾーン3~9で育てられるから、日本のほとんどの地域で大丈夫。私が初めてルドベキアを育てた時は、種から育てたんだけど、発芽率も良くて、あっという間に大きな株に育った。特に感動したのは、その花持ちの良さ。一度咲き始めると、霜が降りるまで休まずに咲き続けてくれる。花がらを摘む必要もなく、自然に花が終わったら次の花が咲く、というサイクルを繰り返す。ルドベキアは、在来種の植物としても重要で、ミツバチや蝶々にとっては貴重な秋の蜜源になる。私の庭では、ルドベキアの花に毎年たくさんの蝶々が集まってくる。その光景は、まるで絵本の中の世界のようで、見ていると心が癒されるんだ。
ルドベキアの品種選びと冬越しのコツ
ルドベキアには、いくつかの品種がある。よく見かけるのは、花の中心が黒っぽい「グロリオサ・デイジー」タイプだ。でも、最近では花の色や形が異なる品種も増えている。
| 品種名 | 花の色 | 草丈 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| グロリオサ・デイジー | 黄色~オレンジ | 60~90cm | 最も一般的で育てやすい |
| チェロキー・サンセット | 赤みがかったオレンジ | 50~70cm | 花色がユニークで人気 |
| ヘンリー・アイラー | 黄金色 | 70~100cm | 花つきが非常に良い |
この表を参考に、自分の庭に合った品種を選んでみてほしい。冬越しのコツは、秋に地上部が枯れたら、株元を腐葉土やワラでマルチングすること。これで、根が凍結から守られる。特に寒冷地では、この作業が重要になる。私は毎年12月に、ルドベキアの株元に腐葉土をたっぷりと敷き詰めている。春になったら、マルチング材を取り除いて、新芽の成長を促す。また、ルドベキアは3年に1回程度、株分けをすると良い。株が大きくなりすぎると、中心部が枯れてしまうことがあるからだ。春に株を掘り上げて、3~4つに分けて植え直す。これで、いつまでも元気なルドベキアを楽しめるよ。
あなたの庭にぴったりの多年草を選ぶために
庭の環境をチェックしよう
多年草を選ぶ時に一番大切なのは、自分の庭の環境をしっかりと把握することだ。日当たりの良さ、土の質、水はけの良さ——これらを事前にチェックしておけば、失敗する確率はぐっと減る。私は初心者の頃、この基本を忘れて、見た目だけで花を選んでしまったことが何度もある。その結果、枯らしてしまったり、思ったように育たなかったりして、悔しい思いをした。
あなたがまずやるべきことは、庭の日当たりを観察することだ。一日中日が当たる場所なのか、午前中だけなのか、それともほとんど日陰なのか。次に、土の状態をチェックしよう。水はけが良いかどうかは、雨が降った後に確認できる。水たまりが長く残るようなら、水はけが悪い証拠だ。この場合は、高床式の花壇を作ったり、水はけの良い土に改良したりする必要がある。私の庭は元々粘土質で水はけが悪かったから、腐葉土と軽石をたっぷりと混ぜ込んで、土壌改良をしたんだ。最初のこの作業が、後々の手間を大きく減らしてくれる。また、自分の住んでいる地域の気候も考慮しよう。暑さに強い品種、寒さに強い品種、それぞれ特徴が異なる。今回紹介した12種類の多年草は、日本の気候に合うものを厳選したから、きっとあなたの庭でも美しい花を咲かせてくれるはずだ。
組み合わせて植える楽しみ
多年草の魅力は、毎年花を楽しめることだけじゃない。異なる品種を組み合わせて植えることで、季節ごとに表情を変える庭を作り出せるんだ。私は、春に咲く花、夏に咲く花、秋に咲く花をバランスよく配置して、一年中花が絶えない庭を目指している。
具体的には、春にはスブラータのフロックスやシャクヤクが咲き、初夏にはアスチルベやカンパニュラ、夏の間じゅうはエキナセアやルドベキア、そして秋にはアスターやセダムが咲く——そんなリレーを意識している。草丈の高い花を後ろに、低い花を前に配置する「段差植え」も、効果的なレイアウトのコツだ。また、葉っぱの形や色も考慮すると、より洗練された庭になる。例えば、アスチルベの繊細な葉っぱと、エキナセアのゴツゴツした葉っぱのコントラストは、とても面白い。私は庭に植える時、必ず3種類以上の多年草を組み合わせるようにしている。そうすることで、仮に一つの品種が病気になっても、全体の見た目が大きく損なわれることがないからだ。最初は「うまく組み合わせられるかな」と不安に思うかもしれない。でも、自分で試行錯誤しながら、少しずつ理想の庭を作り上げていく過程こそが、ガーデニングの醍醐味だと思う。
多年草を植えた後のメンテナンス、実はこれが一番大事
水やりの頻度、あなたは間違っていない?
庭に多年草を植えた後、真っ先に悩むのが水やりのタイミングだよね。「毎日あげないと枯れちゃうんじゃないか」って心配になるかもしれないけど、実はやりすぎが一番危ない。私も最初の頃は、毎朝たっぷり水をあげていたんだけど、根腐れで何株もダメにしてしまった苦い経験がある。
ここでしっかり覚えておいてほしいのは、多年草は一度根付いてしまえば、意外と乾燥に強いということ。特に今回紹介したエキナセアやセダム、ルドベキアなんかは、週に1回程度の水やりで十分に育つ。私の庭では、夏場でも土の表面が完全に乾いてから水をやるようにしている。具体的なチェック方法としては、指を土の第二関節まで差し込んでみて、そこが乾いていたら水やりのタイミング。あなたの庭でも、まずはこの方法を試してみてほしい。また、水やりの時間帯も重要で、朝早くか夕方の涼しい時間帯にやるのがベスト。真昼間に水をやると、水滴がレンズの役割をして葉っぱが焼けてしまうことがあるから注意しよう。私の失敗談を一つ紹介すると、鉢植えのダリアを真夏の昼間に水やりしたら、葉っぱに日焼けのような斑点ができてしまったんだ。それ以来、水やりは必ず朝か夕方と決めている。
肥料の与え方、勘違いしていませんか?
「肥料をたくさんあげれば、花がもっと咲くはず」——これ、実は大きな誤解なんだ。あなたも一度はそう思ったことがあるかもしれない。でも、多年草にとって肥料は、適量を守ることが何より大切。与えすぎると、葉っぱばかりが茂って花が咲かなかったり、逆に根を傷めてしまったりする。
私が実際にやってきた方法をシェアすると、植え付け時に元肥として緩効性肥料を土に混ぜ込んで、その後は年に1回、春に同じ肥料を少量追肥するだけ。これで十分に美しい花を楽しめる。特に最近の園芸店で売られている「マグアンプK」みたいな緩効性肥料は、効果がゆっくりと長く続くから、初心者にもおすすめだ。ただし、品種によっては肥料の好みが異なる。例えば、エキナセアはやせた土でもよく育つから、肥料をあまり必要としない。逆に、ダリアやシャクヤクは栄養をたくさん必要とするから、植え付け時にしっかりと元肥を入れて、開花中にも液体肥料を月に1回程度与えるといい。私の経験則として、「葉っぱの色が薄くなってきたら肥料をあげるサイン」と覚えておくと失敗が少ない。また、秋に肥料をあげるのは避けたほうがいい。なぜなら、新しい芽が寒さで傷みやすくなるからだ。あなたも、この年間スケジュールを参考に、自分の庭に合った肥料管理を試してみてほしい。
実践で気をつけたい!よくあるトラブルと対策
害虫が来た!どうすればいい?
多年草を育てていると、必ずと言っていいほど遭遇するのが害虫の問題。アブラムシやナメクジ、ハダニなど、種類もさまざまだ。「農薬を使うのは抵抗がある」という人も多いだろうけど、実は家庭でできる予防法がいくつかあるんだ。私もできるだけ農薬に頼らない方法を模索してきたから、その経験を共有するよ。
まず、アブラムシ対策としては、コンパニオンプランツとしてノコギリソウやラベンダーを近くに植えるのが効果的。これらの植物はアブラムシを寄せ付けにくくする性質を持っている。私の庭では、バラのそばにラベンダーを植えたら、アブラムシの発生が明らかに減ったんだ。次に、ナメクジ対策としては、ビールトラップが有名だけど、私はもっと簡単な方法を使っている。それは、卵の殻を砕いて株元にまくこと。ナメクジは鋭い殻の上を這うのが嫌いで、近づかなくなるんだ。実際に私が試したところ、効果は約70~80%程度だったけど、完全に防げるわけではないから、朝晩の見回りも欠かせない。また、ハダニは乾燥した環境を好むから、葉っぱに霧吹きで水をかけて湿度を保つことで予防できる。もしどうしても害虫が増えてしまったら、園芸店で売っている「ベニカX」のような比較的安心な殺虫剤を使うのも一つの手。ただし、使用する前には必ず説明書を読んで、適切な量を守ってほしい。
病気を防ぐための、たった一つの習慣
多年草の病気で最も多いのは、うどんこ病と灰色かび病。特に梅雨の時期は要注意だ。あなたは「予防するために、毎日何かしないといけないの?」と心配になるかもしれない。でも、たった一つの習慣を身につけるだけで、病気のリスクはぐっと減らせるんだ。それは、毎朝の「見回り」だ。
具体的には、朝の水やりのついでに、株の状態を30秒だけチェックする。葉っぱに白い粉がついていないか、変な斑点がないか、茎がぐにゃっと曲がっていないか——これらを確認するだけでいい。私の経験では、病気は早期発見が何より重要で、初期なら重曹スプレーや牛乳スプレーで対処できることが多い。例えば、うどんこ病の初期症状を見つけたら、水1リットルに重曹小さじ1杯を溶かしたものを週に1回スプレーする。これを2~3週間続ければ、ほとんどのケースで改善する。また、灰色かび病は、風通しの悪さが原因で発生することが多いから、株の間隔を適度に空けて、込み合った茎を切り取る習慣をつけよう。さらに、病気になった葉っぱや茎は、すぐに取り除いてビニール袋に入れて処分すること。放置すると、病原菌が他の株に広がってしまうからね。私の庭では、この「朝の30秒見回り」を習慣にしてから、病気で株をダメにしたことがほとんどなくなった。あなたも今日から始めてみてほしい。
多年草の庭に、もう一歩踏み込むためのヒント
冬越しの準備、いつから始める?
「秋になったら、多年草の冬越し準備を始めよう」——そう思っている人は多いかもしれない。でも、実は冬越しの準備は、夏の終わりから考える必要があるんだ。なぜなら、秋に肥料をあげすぎると、新しい芽が寒さで傷みやすくなるから。私も最初はこのことを知らずに、秋にたっぷり肥料をあげてしまって、シャクヤクの新芽をダメにしたことがある。
では、具体的にいつから何を始めればいいのか。まず、9月になったら、肥料を完全にストップする。これで植物は冬に向けてゆっくりと休眠準備に入る。次に、10月になったら、地上部が枯れ始めた株は、根元から5~10センチ残して切り戻す。ただし、エキナセアやルドベキアのように、冬の間も種が鳥の餌になるものは、あえて切らずに残しておくのもいい選択だ。私の庭では、冬の間も多くの小鳥が訪れて、種をついばむ姿を楽しめる。そして、11月に入ったら、株元にマルチングを施す。腐葉土やワラ、バークチップなどを5センチほどの厚さで敷き詰める。これで、根の凍結を防げる。特に寒冷地に住んでいる人は、不織布で株を包むとさらに安心だ。私の実家は長野県にあるから、毎年12月にはシャクヤクの株を藁でぐるぐる巻きにしている。また、鉢植えの多年草は、地面に直接置くよりも、発泡スチロールの板の上に置いたり、プチプチで鉢を包んだりすると、根の温度が安定する。あなたの地域の気候に合わせて、適切な冬越し対策を選んでほしい。
株分けで、庭をぐんと広げよう
多年草を育てていると、数年後には株が大きく成長していることに気づくはず。この時、株分けをすることで、庭をもっと華やかにできるんだ。「株分けって難しそう」というイメージがあるかもしれないけど、実際はとても簡単で、しかも無料で苗を増やせる大きなチャンスなんだ。私も最初はドキドキしながら株分けに挑戦したけど、今では毎年の楽しみになっている。
株分けの適期は、品種によって異なる。春に咲く花(シャクヤク、フロックスなど)は秋に、夏から秋に咲く花(アスチルベ、ルドベキアなど)は春に株分けするのが基本だ。具体的な手順はこうだ。まず、株の周りをスコップで一周掘って、株全体をそっと持ち上げる。次に、手で優しく引っ張って、自然に分かれるところで分ける。もし硬くて分かれない時は、清潔なナイフやスコップで切っても大丈夫。分けた株は、新しい場所にすぐに植え付けて、たっぷりと水をやる。私の経験では、一つの株を3~4つに分けるのがちょうどいい。あまり細かく分けすぎると、次の年の花つきが悪くなることがあるから注意しよう。また、株分けした後は、1年目は花が咲かないこともある。でも、焦らずに待てば、2年目からは立派な花を咲かせてくれる。私は毎年、株分けで増やした苗を近所の人や友人にプレゼントしている。自分で育てた花を誰かに喜んでもらえるのは、本当に嬉しいものだ。あなたも、ぜひ株分けに挑戦して、庭の楽しみ方を広げてみてほしい。
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FAQs
Q: 庭に多年草を植えたいけど、どれが一番育てやすいの?
A: 初めて多年草に挑戦するなら、エキナセアかセダムが断然おすすめだよ。私自身、ガーデニングを始めたばかりの頃にこの二つを選んで、本当に助けられた経験がある。エキナセアは、とにかく乾燥と暑さに強いから、水やりを忘れてもぐったりしないんだ。特に夏の猛暑でも、コンクリートの照り返しが強い場所でさえ、元気に花を咲かせてくれる。私の庭では、エキナセアの「グリーン・ツイスター」という品種が、ほとんど手をかけずに毎年見事な花を咲かせているよ。一方、セダムは多肉植物の仲間だから、水のやりすぎだけ気をつければ、本当にほったらかしで育つ。ロックガーデンや鉢植えにもぴったりで、グランドカバーとしても使えるんだ。あなたが「花を長く楽しみたい」ならエキナセア、「手間をかけたくない」ならセダムを選ぶといい。どちらも日本の気候に適応しやすく、病害虫の心配も少ないから、初心者でも安心して育てられるはずだよ。
Q: この記事で紹介された多年草の中で、一番長く花が咲くのはどれ?
A: 一番長く花を楽しめるのは、ルドベキアとエキナセアだね。私の経験では、ルドベキアは夏の終わりから秋の霜が降りるまで、ほぼノンストップで咲き続けるんだ。花がらを摘む必要すらなく、自然に次々と新しい花を咲かせてくれるから、本当に手間いらず。特に「グロリオサ・デイジー」という品種は、その鮮やかな黄色い花が庭を明るく照らして、秋の寂しさを感じさせないよ。エキナセアも負けていなくて、夏の間中ずっと花を咲かせてくれる。しかも、花が終わった後の種も、野鳥の餌になるから一石二鳥だ。これらの花は、一度根付いてしまえば、水やりもほとんど必要ない。あなたが「できるだけ長く花を楽しみたい」と思うなら、この二つをぜひ庭に取り入れてみてほしい。私は両方を花壇の中心に植えていて、夏から秋まで色とりどりの花を満喫しているよ。他の多年草と組み合わせれば、さらに長い期間、花を楽しめるようになるから、試してみる価値はあるね。
Q: 日当たりの悪い庭でも育てられる多年草はあるの?
A: もちろんあるよ!日陰や半日陰の庭には、アスチルベが最高の選択肢だ。私の家の北側の花壇は、ほとんど一日中日が当たらないんだけど、アスチルベを植えてから、その場所が庭で一番のお気に入りスポットになったんだ。アスチルベは、春から夏にかけて羽毛のような花穂を立ち上げて、まるで煙が立ち上るような幻想的な風景を作り出す。花色はピンクや白、赤など豊富で、日陰でもその美しさは全く衰えない。私が特に気に入っているのは「ブライダルベール」という白花の品種で、夕方の薄暗い時間帯にふわっと浮かび上がるように見える様子は、本当に神秘的だよ。他にも、カンパニュラの一部の品種は半日陰でよく育つし、シャクヤクも午前中だけ日が当たるような場所で元気に育ってくれる。ただし、日陰で育てる場合は、水はけの良い土壌を選ぶことが大切。アスチルベは特に湿り気のある土を好むから、腐葉土を多めに混ぜ込んで、保水性を高めてあげよう。日陰だからといって諦めずに、ぜひアスチルベを試してみてほしい。きっとあなたの庭に、新たな魅力を加えてくれるはずだよ。
Q: これらの多年草を、一年中花が絶えないように組み合わせるコツは?
A: 私が実践しているのは、開花時期が異なる品種をリレーするように植えることだ。具体的には、春にフロックス(スブラータ)とシャクヤク、初夏にアスチルベとカンパニュラ、夏の間じゅうエキナセアとルドベキア、そして秋にアスターとセダムが咲くように配置している。このリレーを成功させるコツは、草丈の高い花を後ろに、低い花を前に配置する「段差植え」を意識することだ。例えば、花壇の一番後ろに背の高いルドベキアやアスターを植えて、その手前に中程度の草丈のエキナセアやカンパニュラ、そして一番前に這うように広がるセダムやフロックス(スブラータ)を植える。こうすることで、どの季節も花壇に立体感が出て、見た目も美しくなるんだ。もう一つのポイントは、葉っぱの形や色も考慮すること。アスチルベの繊細な葉っぱと、エキナセアのゴツゴツした葉っぱのコントラストは、とても面白い。私は庭に植える時、必ず3種類以上の多年草を組み合わせるようにしている。そうすれば、仮に一つの品種が病気になっても、全体の見た目が損なわれにくいからね。最初は組み合わせに迷うかもしれないけど、自分で試行錯誤しながら理想の庭を作り上げていく過程こそが、ガーデニングの醍醐味だと思うよ。
Q: ダリアの冬越しが心配。日本の寒い地域でも育てられる方法はある?
A: 大丈夫、ちゃんと方法を知っていれば、日本の寒い地域でもダリアを毎年楽しめるよ。私も最初は「球根の管理が難しそう」と怖気づいたんだけど、一度覚えてしまえば全く難しくないんだ。まず、霜が降りる前に、茎を10センチくらい残して切る。その後、球根(正確には塊根)を傷つけないように、スコップで丁寧に掘り起こす。土を軽く落としたら、日陰で2~3日乾燥させる。最後に、新聞紙に包んで、発泡スチロールの箱などに入れて冷暗所で保管する。私はバーミキュライトを箱に入れて、その中に球根を埋めて保管しているんだ。この方法なら、ほとんど腐らせずに春まで保管できるよ。もし「球根の管理が面倒」と感じるなら、ダリアを一年草として楽しむ方法もある。最近はホームセンターで春にダリアの苗が手軽に手に入るから、霜の心配がなくなったら庭に植えて、秋までたっぷり花を楽しんで、冬が来たらそのまま処分する。これなら初心者でも気軽にダリアの美しさを体験できる。私は友人にダリアを勧める時、最初は苗から育てることをおすすめしている。苗を買う時のポイントは、節間が詰まっていて葉っぱの色が濃いものを選ぶことだ。そうすれば、その後の生育が格段に良くなるよ。