チルテピンって、ご存知ですか?答えは、チルテピンはアメリカで唯一自生する野生の唐辛子で、「すべての唐辛子の母」と呼ばれる特別な存在です。私はこの小さな赤い実に出会ってから、その一瞬の辛さとスモーキーな後味にすっかり魅了されてしまいました。スコヴィル値で約5万〜10万SHUとハラペーニョの6〜40倍の辛さですが、その辛さは一瞬で消えるので、辛いものが苦手な人でも意外に楽しめるんですよ。でも、育てるとなると少しコツがいる。特に発芽の難しさと霜への弱さは、私も最初は苦労しました。この記事では、私の失敗談や現地の農家さんから教わった知恵を交えながら、チルテピンの基本情報から栽培方法、収穫後の活用法までを徹底解説します。あなたもこの「野生の小さな宝石」を育てて、伝統的な味わいを家庭で楽しんでみませんか?
E.g. :5年試してわかった、冬の庭で鳥が喜ぶテニスボール活用法
- 1、チルテピンってどんな唐辛子?意外な基礎知識
- 2、チルテピンの育て方——種まきから収穫まで
- 3、チルテピンのお世話——年間を通じた管理方法
- 4、チルテピンの収穫と保存——辛さを最大限に活かす方法
- 5、チルテピン栽培のよくある誤解と落とし穴
- 6、チルテピンを使ったレシピと伝統的な活用法
- 7、チルテピン栽培の歴史と品種の起源
- 8、チルテピン栽培の実践的なコツとトラブルシューティング
- 9、チルテピンの市場価値と今後の可能性
- 10、チルテピン栽培のリスクと注意点
- 11、チルテピンを使った、もう一つの楽しみ方
- 12、FAQs
チルテピンってどんな唐辛子?意外な基礎知識
実はアメリカ原産の野生種
チルテピン(Capsicum annuum var glabriuculum)は、アメリカで唯一自生する野生の唐辛子で、「すべての唐辛子の母」と呼ばれています。アリゾナ南部からメキシコ北部にかけて今でも野生で見られ、小さな実は「鳥の目唐辛子」という愛称で親しまれています。
この小さな実の辛さは驚くほど強烈で、スコヴィル値で約5万〜10万SHUと、ハラペーニョの6〜40倍にも相当します。でもね、その辛さは一瞬でパッと消えるんですよ。しかも後味にほのかなスモーキーさが残るから、病みつきになる人も多い。私も初めて噛んだとき、「これ、本当に野生なの?」と驚きました。何しろ標高の低い砂漠地帯で、メスキートやハックベリーの木の下に生えているんです。日陰を好むんですね。
歴史と伝統的な使い方
南西部やメキシコでは、チルテピンは何世紀も前から薬用や保存食として使われてきました。カプサイシンが含まれているため、消化促進や痛み止めとして重宝されたんです。また、牛肉やジビエ肉と一緒に混ぜて保存する伝統的な方法もあります。
私が現地の農家さんから聞いた話では、乾燥させたチルテピンを粉末にしてスパイスミックスに加えたり、酢漬けにして調味料にしたりするのが一般的だそうです。最近ではチーズやアイスクリームにも使われるようになって、私も一度試してみましたが、甘いものと辛いものの組み合わせが意外にクセになる。伝統的な知恵って、やっぱりすごいですね。
| 比較項目 | チルテピン | ハラペーニョ |
|---|---|---|
| スコヴィル値 | 約5万〜10万SHU | 約2,500〜8,000SHU |
| 辛さの持続時間 | 一瞬で消える | やや長め |
| 風味の特徴 | スモーキーで複雑 | 青臭さと辛さ |
| 原産地 | アメリカ南西部〜メキシコ | メキシコ |
チルテピンの育て方——種まきから収穫まで
Photos provided by pixabay
種の発芽が最大の難関
正直に言うと、チルテピンの種は発芽させるのが本当に難しい。野生では鳥が実を食べて消化器官を通ることで種皮が傷つき、吸水しやすくなるんですね。これを「スカリフィケーション」と言いますが、私たち家庭菜園者も同じことをしてあげる必要があります。
私が最初に挑戦したときは、何もせずにそのまま種をまいてしまって、3週間経っても芽が出ずに焦りました。正しい方法は、まず種をサンドペーパーで軽くこするか、爪切りで慎重に切れ目を入れてから一晩水に浸けること。その後、湿らせたペーパータオルで包んで密閉袋に入れ、暖かい場所(25〜30℃)に置きます。それでも発芽までに1ヶ月かかることもあるので、忍耐強く待つことが大切です。私は2回目でようやく成功しましたが、発芽率は50%程度でした。種は信頼できるオンラインの在来種店で購入するのが安心ですよ。
植え付けのベストな場所とタイミング
チルテピンは霜に非常に弱い多年草で、根が凍ると枯れてしまいます。だから南向きの壁際や建物の近くに植えるのがコツ。そこは暖かくて、理想の微気候が作れるんです。
野生ではメスキートやハックベリーの木陰で育つので、直射日光が強すぎる場所は避けてください。特に夏の砂漠地帯では、午後の日差しを遮るような半日陰が理想的。私の庭では、東向きのフェンス沿いに植えたら、葉焼けもせずに元気に育ちました。植え付け時期は春の霜が終わってから。地温が20℃以上になってからが安全です。草丈は30cmほどにしかならないので、鉢植えでも十分楽しめます。ただし、鉢の底に十分な排水穴を開けるのを忘れずに。過湿は根腐れの原因になります。
チルテピンのお世話——年間を通じた管理方法
水やりと肥料のポイント
では、毎日の水やりはどうすればいいのでしょう?実はチルテピンは乾燥に強い反面、過湿にはめっぽう弱い。土の表面が完全に乾いてからたっぷりと与えるのが基本です。夏のモンスーン(雨季)に合わせて、自然のリズムを真似てあげると良いですね。
私は週に1〜2回、朝方に水をやる習慣をつけています。肥料については、窒素分の多いものは避けて、リン酸とカリウムが多めのものを2週間に1回程度。特に実がつき始めたら、カリウムを追加することで果実の品質が上がります。私の経験では、有機の海藻肥料が相性抜群で、葉の色が濃くなり、実の数も増えました。ただし、肥料の与えすぎは逆効果。葉ばかり茂って実がつかない「つるぼけ」状態になるので、指示された濃度の半分から始めるのがおすすめです。
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種の発芽が最大の難関
チルテピンは野生種だけあって、病害虫に対する抵抗力が非常に強いです。私の庭では、アブラムシがついたことはありますが、放っておいてもテントウムシが駆除してくれました。
ただ、根が凍るのだけは絶対に避けてください。多年草なので、冬越しさせるには株元にマルチングをたっぷり施すか、鉢植えなら室内に取り込みます。私は寒い地域に住んでいるので、11月になったら必ず鉢を南向きの窓辺に移動させています。それでも葉が黄色くなることがありますが、春になればまた元気に芽吹きます。もし害虫が気になるなら、ニームオイルのスプレーを週1回かけるだけで十分。強い農薬は使わない方が、自然の生態系を壊さずに済みますよ。
チルテピンの収穫と保存——辛さを最大限に活かす方法
収穫のタイミングと方法
実が真っ赤に熟して、少し柔らかくなったら収穫のサイン。収穫は朝早く、露が乾いてから行うのがベストです。
私はハサミで茎を切って収穫します。手で引っ張ると枝を傷めることがあるからです。収穫後はすぐに日陰で乾燥させるか、冷蔵庫で保存。乾燥させるときは、風通しの良い網の上に広げて、直射日光は避けます。1週間ほどでカラカラに乾いて、指でつまむと粉々になります。この乾燥チルテピンは、密閉瓶に入れて暗所に置けば1年以上保存可能。私は毎年収穫した分を瓶詰めにして、友人へのお土産にしています。辛いもの好きな人には大好評ですよ。
料理での活用法——伝統と現代のアレンジ
乾燥チルテピンはそのままサルサやスープに入れたり、粉末にしてスパイスミックスに加えたりと使い方は無限大。私はタコスにかけると、一気にメキシカンな味わいになるのでよく使っています。
もう一つの面白い使い方は、酢漬け。まずはごく少量から試すのが無難です。私は友達に「ちょっとだけ食べてみて」と渡したら、あまりの辛さにむせてしまいました。それ以来、必ず事前に注意書きを添えるようにしています。
チルテピン栽培のよくある誤解と落とし穴
Photos provided by pixabay
種の発芽が最大の難関
チルテピンが強烈に辛いからといって、育てるのが特別難しいわけではありません。むしろ野生種なので、日本の気候でも意外に適応してくれます。
私が最初に思ったのは、「こんなに辛い唐辛子なら、きっと手間がかかるんだろうな」ということ。でも実際は、水はけの良い土と半日陰、そして霜対策さえできれば、ほとんど放ったらかしでも育ちます。誤解その2は、「他の唐辛子と同じように育てられる」という思い込み。確かに共通点は多いけど、発芽の難しさと霜への弱さは別格。そこさえ押さえれば、あとはグングン伸びます。私は2年目以降、種をまかなくてもこぼれ種から勝手に芽が出るようになりました。自然の力ってすごいですよね。
「収穫量が少ない」という誤解
実が小さいから収穫量も少ないと思われがちですが、1株で数百個の実をつけることも珍しくありません。草丈は30cm程度ですが、枝分かれが多く、その一つひとつに実がなります。
私の経験では、適切な剪定と肥料管理で収穫量が倍になった。具体的には、春に伸びた枝の先端を摘芯することで、脇芽が増えて実の数が増えます。また、開花期にリン酸を多めに与えると、着果率が上がる。初年度は「こんなに小さな株じゃ50個くらいしか採れないだろう」と思っていたら、最終的には300個以上収穫できて驚きました。だから「量より質」と思っている人は、ぜひ一度試してみてください。量も質も両方手に入りますよ。
チルテピンを使ったレシピと伝統的な活用法
簡単サルサ・チルテピン
私が毎年作るのが、トマトとチルテピンのサルサ。材料は完熟トマト3個、乾燥チルテピン大さじ1、玉ねぎ半個、コリアンダー少々、ライム汁と塩だけ。
作り方は本当に簡単。トマトをざく切りにして、乾燥チルテピンを指で砕きながら加えます。玉ねぎはみじん切りにして、さっと水にさらして辛味を抜く。あとは全部混ぜ合わせて、ライム汁と塩で味を調えるだけ。このサルサをトルティーヤチップスにつけて食べると、止まらなくなること間違いなし。私はバーベキューの時に必ず作りますが、辛さが一瞬で消えるから、辛いものが苦手な人でも「もう一口」と手が伸びます。家族や友人から「このサルサ、どこで売ってるの?」と聞かれることも。でも、やっぱり自家製が一番です。
薬用としての伝統的な使い方
先住民はチルテピンを胃腸の不調や筋肉痛に使ってきました。カプサイシンには血行促進効果があり、少量を摂取すると消化を助けると言われています。
私もお腹が冷えたなと感じたとき、お湯に乾燥チルテピンを1〜2個入れてハーブティー代わりに飲むことがあります。もちろん激辛なので、飲むときは勇気がいりますが、体の芯から温まる感じがして、翌朝にはすっきり。ただし、これはあくまで伝統的な使い方であって、医療的な効能を保証するものではありません。胃腸が弱い人や妊娠中の人は絶対に試さないでください。私も最初は半信半疑でしたが、現地の方から「昔からそうやって使ってきたんだよ」と聞いて、納得して続けています。
チルテピン栽培の歴史と品種の起源
野生から栽培化への道のり
チルテピンは、約8000年前にメキシコで最初に栽培化された唐辛子の祖先だと言われている。この小さな実が、後に世界中に広がる唐辛子の原点になったわけだ。
私が調べて驚いたのは、現代の多くの唐辛子品種がこの野生種から派生しているという事実。でも、チルテピン自身は野生のまま残り続けてきた。何しろ鳥が好んで食べるから、種が広範囲に運ばれて自然に増えていく。実は、人間が栽培しなくてもちゃんと生きていけるたくましさを持っている。あなたも「なぜわざわざ栽培する必要があるの?」と思うかもしれない。その答えは、野生のままでは収穫量が安定しないから。自然の恵みに頼るよりも、自分で管理した方が確実に手に入る。だから私は、この野生の力を借りて、庭で毎年新しい命を育てている。
品種としての多様性と地域性
「チルテピン」という名前で呼ばれているものには、実はいくつかの亜種や地域変種が存在する。メキシコ北部と南部では、実の形や辛さに微妙な違いがあるんだ。
例えば、ソノラ砂漠で見られるチルテピンは、より乾燥に強くて実が小さい一方、テキサス州南部で見られるものは、やや大きくて果肉が厚い傾向がある。私が初めて種を買ったとき、オンラインショップの説明に「アリゾナ産」と書いてあった。それを知らずに育てていたら、2年目に隣の鉢から自然交雑したらしい株が生えてきて、実の形が丸っこくなった。これが面白いところで、同じ「チルテピン」でも、育てる場所や気候によって個性が変わる。あなたも、もし種を手に入れるなら、できるだけ産地を確認してみてほしい。その土地の気候に合った株を選ぶことで、成功率がグッと上がる。
チルテピン栽培の実践的なコツとトラブルシューティング
発芽を成功させるための具体的な手順
種まきの前に、覚えておいてほしいこと:チルテピンの種は、発芽に「傷つけ」と「温度」の両方が必要。この2つをクリアすれば、発芽率はグッと上がる。
私の実践法を紹介しよう。まず、種をサンドペーパーで軽くこすって表面を傷つける。次に、50℃くらいのお湯に一晩浸けて、種皮を柔らかくする。そして、湿らせたココナッツピート(ココ培地)に種をまいて、ビニール袋で覆って温室状態を作る。温度は25〜30℃をキープ。これを続けると、約2週間で発芽が始まる。私の最初の挑戦では、何も処理せずに種をまいたら、30日経っても変化なし。がっかりして捨てようとしたら、ちょうどその日に小さな芽が出ていた。それ以来、発芽には「待つ覚悟」も必要だと学んだ。あなたも焦らずに、じっくり待ってほしい。
根腐れを防ぐための水やりの技
チルテピンは乾燥に強いけど、水のやりすぎで根腐れを起こすのは最悪のパターン。特に鉢植えの場合、排水が悪いとすぐに枯れる。
私が使っているのは、鉢の底に軽石を2〜3cm敷く方法。これだけで水はけが格段に良くなる。また、水やりのタイミングは、指を土に2cmくらい挿して、乾いていたらたっぷりと与える。夏場は朝と夕方の2回で十分だけど、冬は週に1回で十分。私も最初は「毎日やらなきゃ」と思って、毎朝水をやっていたら、葉が黄色くなってきた。慌てて調べたら、過湿による根腐れの初期症状だった。すぐに水やりを控えて、鉢を風通しの良い場所に移したら、1週間で復活した。あなたも、もし葉が黄色くなったら、まずは水を減らしてみてほしい。
チルテピンの市場価値と今後の可能性
希少価値と需要の高まり
近年、チルテピンは「幻の唐辛子」として、スパイス愛好家の間で人気が急上昇している。特にアメリカでは、乾燥チルテピンが1オンス(約28g)で15〜20ドル(約2000〜2800円)で取引されることもある。
この高値の理由は、収穫が手作業で、量が限られているから。野生のものはもちろん、家庭菜園でも1株から数百個取れるけど、乾燥すると軽くなる。実際、私が収穫した300個の実も、乾燥後はたったの30gほどになった。それでも、その風味と辛さのクオリティは、他の唐辛子では代えがたい。最近では、日本のネット通販でも取り扱いが増えてきて、10gで500円前後で売られている。あなたも、もし自分で育てるのが面倒なら、一度購入して味を試してみる価値がある。特に、スモーキーな風味が焼き物料理に合うから、バーベキュー好きにはたまらない一品になる。
栽培の未来と持続可能性
気候変動の影響で、野生のチルテピンが減少している地域もある。だからこそ、家庭菜園で育てることは、この貴重な遺伝子を守る一助になる。
私が心配しているのは、商業栽培が広がりすぎて、野生種の遺伝的多様性が失われること。実際、メキシコでは大規模な農場で特定の系統だけを栽培するケースが増えている。そこで、私は毎年、同じ株から種を取って、自家採種を続けている。これで、その土地の気候に適応した個体を育てられる。また、種の交換会に参加するのもおすすめ。私も去年、地元の園芸サークルで、他のメンバーとチルテピンの種を交換したら、全く違うタイプの株が手に入った。持続可能な栽培を考えるなら、自分だけの品種を育てる楽しさも味わってほしい。
| 比較項目 | チルテピン(自家栽培) | チルテピン(市販品) |
|---|---|---|
| 価格 | 種代のみ(約500〜1000円/20粒) | 乾燥品で約5000円/100g |
| 品質のコントロール | 自分で管理可能 | 産地や収穫時期に依存 |
| 収穫量 | 1株で数百個程度 | 大量生産で安定供給 |
| 風味の個性 | 育てた環境で変化 | 一定の品質を保つ |
チルテピン栽培のリスクと注意点
辛さの強さによる健康リスク
「こんなに小さい実だから、大丈夫だろう」と思って、生のチルテピンを丸ごと口に入れるのは絶対にやめて。最初の一口で、あまりの辛さに呼吸が止まるほど驚くことになる。
私の友人がやらかした失敗談。彼は辛いもの好きで、ハラペーニョを普通に食べる人。チルテピンがどれほど辛いかを知らずに、生の実を3個まとめて噛んでしまった。その瞬間、顔が真っ赤になり、涙が止まらず、冷たい牛乳を一気飲み。私も笑い事じゃなくて、カプサイシンは粘膜を強く刺激するから、手や目を触るのも危険。実際、私も収穫後に手を洗わずに目を擦って、30分間涙が止まらなかった。だから、取り扱うときは必ずゴム手袋を着用し、作業後はせっけんで手をしっかり洗ってほしい。
ペットや子どもへの影響
家庭菜園をするなら、チルテピンは犬や猫にとって毒になる可能性がある。特に小型犬や好奇心旺盛な猫が、落ちた実を食べてしまうリスクがある。
私の家では、猫を飼っている。ある日、収穫後にうっかり実を床に落としてしまい、猫が興味を持って近づいた。幸い、すぐに気づいて取り上げたけど、もし食べていたら嘔吐や下痢を引き起こす可能性があった。カプサイシンは人間にとっては刺激になるけど、動物にとってはもっと強力な毒素になる。そこで、私は鉢を猫の届かない棚の上に置き、収穫後はすぐに実を密封保存している。また、小さな子どもがいる家庭では、実が落ちていないかこまめにチェックするのがおすすめ。安全第一で、楽しい栽培生活を続けてほしい。
チルテピンを使った、もう一つの楽しみ方
発酵調味料「チルテピンペースト」の作り方
乾燥チルテピンだけでなく、生のチルテピンを発酵させて作るペーストも、驚くほど美味しい。これを使えば、料理に深みと複雑なうま味が加わる。
作り方はこうだ。生のチルテピン200g、ニンニク4片、塩小さじ2、砂糖大さじ1をフードプロセッサーでペースト状にする。それを清潔な瓶に入れて、表面を平らにし、ラップで密閉。室温で3日間発酵させると、プツプツと泡が出てきて、酸味と辛味が調和したペーストが完成。私が初めて試したときは、発酵中に瓶が膨らんで、ちょっと焦ったけど、ちゃんとガス抜きをすれば大丈夫。このペーストをパスタに絡めたり、ステーキのソースに加えたりすると、一気にレストランの味に近づく。あなたも、もし大量に収穫できたら、ぜひ挑戦してほしい。
観賞用としての楽しみ方
チルテピンは、赤く熟した実がとても可愛らしい観賞植物としても楽しめる。鉢植えで育てれば、ベランダや窓辺がにぎやかになる。
私の友人は、料理に使わずに、ずっと実をつけたまま飾っている。真っ赤な小さな実が、緑の葉とコントラストを描いて、とても美しい。しかも、実が長持ちするから、秋から冬にかけて楽しめる。ただし、室内で育てる場合は、エアコンの風が直接当たらない場所に置くのがポイント。乾燥しすぎると葉が落ちるから、霧吹きで葉水を与えると良い。私も冬は、実がついたままの鉢をリビングに飾って、来客に「これ、何の実?」とよく聞かれる。会話のきっかけにもなる、一石二鳥の楽しみ方だ。
E.g. :"チルテピン" : r/HotPeppers - Reddit
唐辛子は雑草だった(4)チルテピン——私が大好きだったサルサ ...
チルテピン (Capsicum annuum var. glabriusculum) 我が家の原種 ...
チルテピン チリセコ/乾燥 4オンス - Etsy 日本
テピンペッパーの種 - マルシェ青空
FAQs
Q: チルテピンってどんな唐辛子?なぜ「すべての唐辛子の母」って呼ばれてるの?
A: チルテピンは、アメリカで唯一自生する野生の唐辛子で、その歴史の古さから「すべての唐辛子の母」という愛称で親しまれているんです。僕も初めて現地で見たとき、その小さな実に驚きました。スコヴィル値は約5万〜10万SHUと、ハラペーニョの6〜40倍もの辛さを持ちながら、その辛さは一瞬でパッと消えて、後味にほのかなスモーキーさが残るんですよ。何しろ標高の低い砂漠地帯で、メスキートやハックベリーの木の下に生えている野生種。だからこそ、病害虫に強く、育て方さえ覚えれば初心者でも楽しめるんです。僕は最初、「こんなに辛いなら育てるのが難しいんじゃないか」と思いましたが、実際は逆。水はけの良い土と半日陰、そして霜対策さえできれば、放ったらかしでもグングン育ちます。その秘密は、何世紀も前から先住民が薬用や保存食として使ってきた歴史にあります。カプサイシンが含まれているため、消化促進や痛み止めとして重宝され、今でも南西部やメキシコでは伝統的な知恵として受け継がれているんですよ。
Q: チルテピンの種を発芽させるコツは?失敗しない方法を教えて!
A: 正直に言うと、チルテピンの種は発芽させるのが本当に難しいんです。僕も最初に挑戦したときは、何もせずにそのまま種をまいてしまって、3週間経っても芽が出ずに焦りました。野生では鳥が実を食べて消化器官を通ることで種皮が傷つき、吸水しやすくなるんですね。この「スカリフィケーション」というプロセスを、家庭菜園者も真似してあげる必要があります。正しい方法は、まず種をサンドペーパーで軽くこするか、爪切りで慎重に切れ目を入れてから、一晩水に浸けること。その後、湿らせたペーパータオルで包んで密閉袋に入れ、暖かい場所(25℃〜30℃)に置きます。それでも発芽までに1ヶ月かかることもあるので、忍耐強く待つことが大切です。僕は2回目でようやく成功しましたが、発芽率は50%程度でした。種は信頼できるオンラインの在来種店で購入するのが安心ですよ。ただし、最初から大量にまくのではなく、まずは10粒ほどで試すのがおすすめ。失敗したときのショックが少なくて済みますからね。
Q: 日本でもチルテピンは育てられる?気候や栽培のポイントは?
A: もちろん、日本でも十分に育てられますよ。僕は関東地方で栽培していますが、ポイントさえ押さえれば問題なく育ちます。チルテピンは霜に非常に弱い多年草なので、冬越しが最大の課題です。まず、南向きの壁際や建物の近くに植えるのがコツ。そこは暖かくて、理想の微気候が作れます。また、野生ではメスキートやハックベリーの木陰で育つので、直射日光が強すぎる場所は避けてください。特に夏の砂漠地帯では午後の日差しを遮る半日陰が理想的。僕の庭では、東向きのフェンス沿いに植えたら、葉焼けもせずに元気に育ちました。植え付け時期は春の霜が終わってから、地温が20℃以上になってからが安全です。草丈は30cmほどにしかならないので、鉢植えでも十分楽しめます。ただし、鉢の底に十分な排水穴を開けるのを忘れずに。過湿は根腐れの原因になります。冬越しは、株元にマルチングをたっぷり施すか、鉢植えなら室内に取り込みます。僕は11月になったら必ず鉢を南向きの窓辺に移動させています。春になれば、また元気に芽吹いてくれますよ。
Q: チルテピンの収穫量を増やすにはどうすればいい?
A: 実が小さいから収穫量も少ないと思われがちですが、1株で数百個の実をつけることも珍しくありません。僕の経験では、適切な剪定と肥料管理で収穫量が倍になりました。具体的には、春に伸びた枝の先端を摘芯することで、脇芽が増えて実の数が増えます。また、開花期にリン酸を多めに与えると、着果率が上がります。初年度は「こんなに小さな株じゃ50個くらいしか採れないだろう」と思っていたら、最終的には300個以上収穫できて驚きました。収穫のタイミングは、実が真っ赤に熟して少し柔らかくなったらサイン。朝早く、露が乾いてからハサミで茎を切って収穫するのがベストです。手で引っ張ると枝を傷めることがあるので注意してください。収穫後はすぐに日陰で乾燥させるか、冷蔵庫で保存。乾燥させるときは、風通しの良い網の上に広げて、直射日光は避けます。1週間ほどでカラカラに乾いて、指でつまむと粉々になります。この乾燥チルテピンは、密閉瓶に入れて暗所に置けば1年以上保存可能。僕は毎年収穫した分を瓶詰めにして、友人へのお土産にしています。辛いもの好きな人には大好評ですよ。
Q: チルテピンはどんな料理に使える?伝統的なレシピを教えて!
A: チルテピンの使い方は無限大です。まず伝統的なのは、サルサやスープにそのまま入れる方法。僕が毎年作るのは、トマトとチルテピンのサルサです。材料は完熟トマト3個、乾燥チルテピン大さじ1、玉ねぎ半個、コリアンダー少々、ライム汁と塩だけ。作り方は、トマトをざく切りにして、乾燥チルテピンを指で砕きながら加えます。玉ねぎはみじん切りにして、さっと水にさらして辛味を抜く。あとは全部混ぜ合わせて、ライム汁と塩で味を調えるだけ。このサルサをトルティーヤチップスにつけて食べると、止まらなくなること間違いなし。辛さが一瞬で消えるから、辛いものが苦手な人でも「もう一口」と手が伸びます。もう一つの面白い使い方は、酢漬け。乾燥チルテピンを酢に漬けるだけで、刺激的な調味料の完成です。ただし、ごく少量から試すのが無難。僕は友達に「ちょっとだけ食べてみて」と渡したら、あまりの辛さにむせてしまいました。それ以来、必ず事前に注意書きを添えるようにしています。また、お腹が冷えたなと感じたときは、お湯に乾燥チルテピンを1〜2個入れてハーブティー代わりに飲むこともあります。体の芯から温まる感じがして、翌朝にはすっきり。ただし、胃腸が弱い人や妊娠中の人は絶対に試さないでくださいね。